菉竹さんに紹介されて、王育林『中医古籍考拠例要』を取り寄せてみました。
まだ読み始めたばかりでもあり、また著者に匹敵するほどの素養も無いのに評価の辞を述べるのも烏滸がましいけれど、この書物は結構良いかも知れない。
良いと思った点は、まず第一に篇幅不大、それに文章も平易であること。そして、介紹了古今学者研究中医古籍的許多成果、特に現在活躍中の例えば、銭超塵、張燦玾、馬継興などの先生方の最近の著作が多く引用されていること。このことは、一般に冷たくなった灰のように思われがちなこの学問が、現に真っ赤に焼けた炭火であることを実感させてくれる。
残念なことは、現代の出版物としての校正がおろそかであること。この学苑出版社は、良書を発行してくれるわりには、校正にやや難が有る。「淳於意」とか「問政十年」とか。
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